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国立公文書館 江戸の罪と罰

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ギリギリで行って来ました。
ギリギリだったせいか人がかなりいました。

展示されている物は公文書館での展示だけあって基本的に本か書状。
見て感動するような物はあんまり無かったです。
ただ、その内容は凄く面白かった!
大岡裁きみたいな機転の利いた裁判記録など(風聞含む)、読み物として面白かったです。
原本当たれたらもっと沢山の面白い記録があったのかもなあ。
活字になっていれば国会図書館で読めるだろうか…

倅が精神病んだ父親の介護してて、その家が火事になって一回父親を助け出したのに
父親自身が暴れて倅の手を放れ行方しれずになり結局焼け死んだ件、
「息子なら父親が暴れても絶対手を離さなかったはず!愛が足りない!」みたいな判決出てて
昔から「情だけ」に訴える判決ってあったんだなと。
後はいびられまくっていた15歳未満の奉公人の女の子が
家に火をつけた件(書かれてなかったから死者はいなかったんじゃないかな)も
やっぱり情状酌量はされてなかったな…年若いから未熟で馬鹿な事した、みたいな冷徹な判断。
(ちなみに年齢の情状酌量はあった模様。火付けは火あぶりの刑ですがこの件では遠島になってた。
 さらに言うとこの火あぶりの刑、明治になってから一番最初に廃止されてました。元年だったかな)
ただ判決自体は先例もあるけど個人の判断もあったようで。

冤罪も当然あって、それを伝えるような史料も残っている事に驚きました。
冤罪を訴える家族が嘆願書出していて、その書状が展示されていました。
昔の方が遙かに冤罪多そう。
そして罪人の数も凄かった。1000人とか。年間300人死刑とか凄かった。
牢に入れられた罪人も、不衛生だわ栄養失調だわでかなり多くの死者を出していたらしいです。
なんか今って平和!平和最高!健康最高!

拷問に関しても、小伝馬町の「拷問蔵」でおこなわれた物のみ「拷問」といって
あとは「牢問」と言われていたとも。江戸時代奥が深い…掘っても掘っても知らない事が出てくる。

時代劇でおなじみの火盗改めの長谷川平蔵や鼠小僧の話題も面白かった。
鼠小僧、しらなかったけど滅茶苦茶いろんな屋敷に盗みに入ってたんすね。恐れ入った。

明治になってから、どういう罪がどういう罰なのかを一覧にした物。
20141213_02.jpg
重い物は殺人とか強盗とかだったんですが、軽い物だとちょっと面白いかと思って写真とってきました。
(写真撮影OKで、バシャバシャ撮ってる人もいた。さすがにシャッター音うるさかった)
通行禁止の所に入ったとか、催促されても道路掃除しなかったとか、
他人の田畑で野菜盗ったり花折ったとかで罰金だそうです。

色々な事例を知れたのは本当に面白かったです。
入場無料なのでうれしい。
パンフレットみたいなの前は無料でくれた気がしたんだけどなあ。
今回は200円払って買ってきました。
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