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町おこしについて 直島や豊島に行って考えた事

直島や豊島に行って、「難しいなー」と思った事に町おこしの問題があります。
「変わる事」と「今までのままでいる事」について。

直島では既にかなり観光地化が進んでいて、海外からの団体さんもかなり見かけたので
「町おこし」「観光」では成功していると思います。
ベネッセのアートプロジェクトや、瀬戸内芸術祭などで国内外へのアピールが成功したようです。

一方で昔からの住民には思うところもあるようで。
某施設で、館の人とお客さんが会話しているのを聞いていたのですが、以下のような話。
 若い人が観光で来ると、どうしても夜遅くまで開いているお店がある、
 でも昔から住んでいる人にとっては、早く休みたい。静かに夜を過ごしたい。
 だからどうしてもそこで、軋轢というか、食い違いが生じてしまう、と。
民宿なんかも、やっぱり高齢の方が多いんですよね。
で、反対に観光客は多くが若者。特に日本人は9割方若者、海外からの観光客は中年くらいの人はいました。
これは、日本各地の名所旧跡に中高年が多いのと対照的でした。
なのでお店の方(中高年)が観光客(若者)のペースに合わせるのが難しいのは想像は出来ます。

「変えた」部分と「変えない」部分のバランスが、今の段階ではなんとか保たれている印象。
でもこれが、もっと「変わっていく」となると、元から住んでいた人の中には悲しむ人も出てきそうです。

地方活性化と言うは易しだけど、直島も役所の人・地元住民含めてかなり議論はしたみたいですね。
その上でプロモーションを慎重にやったのではないかと。
そこをすっ飛ばすと、活用されないゆるキャラとか、よく分からないものができあがるんだろうなあ。
実際プロモーションは成功して観光客も来て賑わっている、それでもまだ不満は残っているという。本当に難しいです。

ただ、結局は「今までと変わらないまま町おこし」はかなり厳しいと思う。
税金使っても多分、地方の衰退は避けられないんじゃないかな。
必要なのはやっぱり議論だと思う。どうしていきたいか、という。
観光で行くのか、地場産業を育てるのか、ふるさと納税を充実させるのか(ただこれはストップかかりましたね…)。
もしくは、変わらずに町が消滅していくのも、それはそれで選択の結果なのかも。
でもその前に考えて、意見しあうのは凄く大切になって来るはず。

直島は、よそ者が見た限りでは成功例だと思います。
茨城県の桜川(重要伝統的建造物群保存地区がある)とか、土曜日にもかかわらず閑散としてたもの…
町おこしする必要がないのかもしれないけど、もったいないな~。
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